フランスの楽器用高級資材メーカーのCH(Chèdeville Lelandais)は、1928年の創業以来、ハンドメイドでの楽器関連商品の製造を続けています。
素材にはフランス製の革とフェルトを使用し、現在でも、国内外の多くの楽器メーカーに採用されている実績のあるタンポです。
特に革の質には厳しく、年々高品質の革入手が難しくなる中、大手革製品や洋服メーカーも使用している高品質で高級な革をタンポに使用しています。
略歴
1928年
創業当初は、マウスピース、リード、タンポ等を製造し、当時はマウスピースが世界的に有名で、世界でも最も多くのマウスピースを製造している会社の一つでした。
1976年
Glotinと合併し、世界中にリードやマウスピース、楽器用資材やパーツを供給。
2005年
Glotinからリード部門とタンポ部門が独立してタンポ部門がChèdeville Lelandaisとなりました。
現在もフランス、パリ郊外の小さな工房で昔ながらの製造方法で一つ一つ丁寧に作られています。職人1人が製作できるタンポの数は、1時間に50個ほど。6人の小さな工房で厳しい品質管理と昔ながらの卓越した技術で、大型工作機械では作れない細かな作りのタンポが作られています。
もともとGlotin時代はクラリネット用のタンポで有名でしたが、現在はH.Selmerの元技術者をアドバイザーに置き、サックス用のタンポでも欧州で高い評価を得ています。